利益も年収も一桁多い企業は、目先の売上や問題解決にあくせくすることなく、実にゆっくりと豊かな経営をしています。そんな会社の社長は、現場対応も社員管理も一切やりません。

　社内に1000万円社員がいる会社は、社風も意識も働き方も違います。仕事に誇りを持った社員たちが、社長の示す方向に向かって協力し合い、会社が急成長し出します。やがて会社には労せず優秀な人材が自動的に集まるようになり、社長はじっくりと腰を据えた未来の事業作りに取り組むことができるようになります。

　多くの社長は「売上・利益さえ出ればうまくいく」と考えます。しかしそれは短期的には正しくても長期的には間違いです。

　会社がうまく回るというのは、社長に代わって現場の実務を執行する社員によって事業が回り続けている状態です。そして社長は時間的ゆとりをたっぷりと手に入れ、未来の事業作りという社長にしかできない仕事に貴重な時間を使っている状態になってこそ、事業がうまく回っていると言える姿です。

　これを実現するためには、社長に代わって現場を取り仕切れる優秀な人材を確保する必要があります。そのためには給与水準を高めることが何よりの絶対条件となります。もちろん、組織の職場環境や人間関係といった要素も優秀人材を確保する要素ではありますが、それは二次的な要素に過ぎません。残念ながら給与水準が並の水準であれば、今後さらに売り手市場化していく労働市場において、優秀な人材を確保することは出来なくなっていきます。

「利益を出す経営」と、「利益も社員年収も大きくする経営」は、実は全くの別物です。利益を出す経営をしていても、社員年収まで大きくする経営には到達できません。根本的に両者のメカニズムが違うからです。

　永く商売を繁盛させていくには、これまでの「売上利益を増やす単発的な施策の繰り返し」から脱し、「売上・利益・給与の三方が増え続ける仕組み」を作り上げることが重要なのです。

　利益を出すだけであれば、社長はじめ全社員がガムシャラに頑張り、あくせく汗を流して行動し続けていれば実現できます。稼働率を高め、所かまわず売り先を確保し、接待で関係を築き、社員にハッパを掛け、社長が先頭に立って指示を出し、自らも現場業務をこなし、目先の売上を追い、資金調達に走り回り、そして社員をできるだけ安い給料で雇う、、、こうした馬車馬のような根性論で経営していくのでも、綱渡り的に利益を出すだけなら可能です。

しかし、もしあなたがこのような現状に不満を抱いているのであれば－例えば、

このように感じているなら、本セミナーの受講を強くお勧めします。

　会社利益と社員年収の関係は、会社と社員間に利害関係があるのと同様、トレードオフの関係になります。さらにそこへ会社と市場（競合他社や景気変動）のトレードオフ関係も入ってくることで、売上利益は絶えず変動します。

　つまり市場・会社・社員という3者のトレードオフの関係に決着をつけなければ、利益と給与水準を同時に高めていくことはできないということなのです。残念ながら、目先の利益を追うだけのガムシャラ経営の先に、この問題への解はありません。

　当セミナーでは、150社以上の中小企業に対して実践してきた高収益・高賃金事業づくりコンサルティングの事例から、

　をお伝えします。

　いわゆるマーケティングのお勉強、組織論のお勉強といったセミナーではなく、利益と給与水準を同時に引き上げる経営実務に特化した内容となっています。御社が抱えている課題の真因とその解決手順が必ず見つかります。

　社員数10～200名規模の会社でも、年収１千万円社員の誕生は夢ではありません。年収1千万円社員が誕生すれば、貴社の社風はガラリと変わります。その社風と処遇の良さで更なる優秀社員が集まり出し、事業の成長を加速させることが出来ます。

　事業の繁栄、社員の繁栄を願う経営者様のご参加を心よりお待ちしております。