コンサルティングの内容
全10回のプログラム進めていくことで、社員粗利3千万円、社員年収1千万円越えの企業を目指すために、必ず備えていなければならない「仕組み」を、「正しい順番」で構築していくことが可能です。標準的な期間としては、毎月1回のコンサルティングを通じて、約1年で必要となる仕組みを作り上げるイメージとなります。
各回1.5時間のコンサルティングにおいて、会社の現状をお伺いしながら、目標の達成に向けた重要な考え方と仕組み構築の方法をお伝えしたうえで、次までの課題を提示致します。次のコンサルティング日までに課題に取り組んで頂くことで、1人粗利3千万円・平均年収1千万円企業を目論む仕組みが1つずつ構築されていきます。また、課題の添削はメールにて何度でも可能です。
※コンサルティングは、事前に当社セミナーにご参加された方でない限りお受けしておりません。当社コンサルティングの方針と考え方をご理解頂いていないと、効果的なコンサルティングの実施が困難との判断からです。セミナーはこちらからお申し込みください。
第1回:現状認識と目指す方向の確認 ①高収益、高賃金型経営の原則 ②現状認識 ③目指す方向性の確認 ④事業の選定と収益構造のイメージ化 |
第2回:高付加価値を生み出す事業構造の構築 ①顧客像・独自価値・競争環境の設定 ②独自機構の設定 ③収益ポイントの抽出と連鎖設計 ④事業コンセプトの定義 |
第3回:付加価値を育て、守り、伝えるための価値創販戦略 ①付加価値の固有名詞化 ②付加価値の販売導線設計 ③付加価値を高める価格設定 ④価値創販サイクルの構築 |
第4回:思考連動による組織の思考行動統合戦略 ①価値創販思考の設定 ②価値創販目標の設定 ③付加価値思考の組織内埋め込み ④意思決定サイクルの構築 |
第5回:価値創販が連鎖する組織づくり ①組織構造整理と役割定義 ②価値創販連動の設計 ③業績目標設定と運用管理 ④情報の可視化と共有の流れ設計 |
第6回:人時付加価値向上の推進体制構築 ①グロス価値の考え方と賃金連動設計 ②創販業務の棚卸と価値分解 ③業務基準書の運用サイクル ④単年度実施計画の策定 |
第7回:人的リソースの最適活用戦略 ①グロス価値向上サイクルの設計 ②人的リソースの最適確保・配分 ③中長期の人員構成計画の策定 ④創販部門のスタッフィング実施 |
第8回:組織レベル向上に向けた環境整備 ①新人の早期戦力化体制づくり ②付加価値人材を育てる環境整備 ③評価基準の設定と成長促進管理 ④教育計画と育成プログラムの策定 |
第9回:長期的な付加価値向上を実現していく資金獲得配分戦略 ①資金の調達運用バランス設計 ②長期的な価値創販投資戦略 ③キャッシュフロー計画書の作成と運用管理 ④賃金配分の基本設計と運用 |
第10回:最終確認と長期戦略 ①仕組みの全体確認 ②ビジョナリーブックの運用方針 ③多角化展開に向けて ④意思決定の仕組み化と右腕幹部の確保 |
上記のコンサルティングプログラムは全て、当社独自開発のコンサルティングブックとしてまとめられ体系化されています。また、コンサルティングから得られた知見とノウハウを反映し、定期的に内容をブラッシュアップし続けています。約100頁にわたるコンサルティングブックをお客様の手引きとして活用していただき、仕組みを着実に実装していきます。コンサルティング終了後も、お客様が書き込みされたコンサルティングブックが手元に残り、いつでも仕組みづくりの基本的考え方に立ち返ることができます。
お客様だけの「高収益高賃金企業づくりの書、ビジョナリーブック」の完成
弊社コンサルティングの特徴は、思考連動経営という独自の経営手法を会社に導入することにより、高収益高賃金企業づくりを目指すものです。思考連動経営とは、社長の「高収益高賃金思考」を可視化し、全社員に見える化し、社長の思考と社員の思考を連動させ、組織行動すべてを揃えていく経営の仕組みです。
この思考連動経営のコアとなる、社長と社員の思考を連動させるためのツールがビジョナリーブックです。ビジョナリーブックはその名の通り、社長が構想する事業の未来と社員の未来を示し、その実現方法をまとめた書になります。
ビジョナリーブックは、いわゆる経営計画・事業計画とは一線を画す「実用の書」で、巷に言われる経営計画書とは似て非なるものです。
通常の経営計画は、その作成目的によって大きく2つに大別されます。1つは資金調達を目的として銀行提出用や補助金提出用に作成されるものです。これは資金調達が目的なので、資金の使い道と返済見込みを重視する計画となります。そのため計画は損益計画と資金計画に比重が置かれる計画書となります。もう1つは組織を統一するために作られる計画書です。年度始まりに作成され、1年間の抱負や重点領域についてまとめられた形式になります。多くの場合、経営理念・パーパス・ビジョンといった抽象的なスローガンが掲げられ、皆で心機一転頑張ろう、という全体を鼓舞する内容にまとめられます。
一方でビジョナリーブックの目的はただ一つ、顧客・社員・社会に本気で尊敬される会社になるべく1人粗利3千万円、平均年収1千万円企業を目指すためです。その特徴は次の点にあります。
・「高収益高賃金を実現する社長独自の考え方」を事業運営・組織運営・財務運営の全てに対して設定され、実行の仕組みが盛り込まれている
・社員が自発的に事業作りに参画したくなる要素、生産性を高めざるを得ない要素が盛り込まれる
高収益高賃金の事業構造、これを最小単位の人員とお金で回していく運営の仕組みが決定事項として明示されることで、組織全体の社風を変えていく起爆装置および燃料補給機能が実装されます。ビジョナリーブックは、まさに世界で1つしかない、お客様の事業組織を変えていくお客様独自の羅針盤なのです。
コンサルティングプログラムが終了したとき、構築される仕組みの全てが表現されたビジョナリーブックがお手元に完成します。
・全10回250万円(税込)