価値創販事業構築コンサルティング

全10回のプログラム進めていくことで、付加価値の大きな高収益体質企業を目指すために、必ず備えていなければならない「仕組み」を、「正しい順番」で構築していくことが可能です。標準的な期間としては、毎月1回のコンサルティングを通じて、約1年で必要となる仕組みを作り上げるイメージとなります。
各回2時間のコンサルティングにおいて、会社の現状をお伺いしながら、目標の達成に向けた重要な考え方と仕組み構築の方法をお伝えしたうえで、次までの課題を提示致します。次のコンサルティング日までに課題に取り組んで頂くことで、必要な構造と仕組みが1つずつ構築されていきます。また、課題の添削はメールにて何度でも可能です。
※コンサルティングは、事前に当社セミナーにご参加された方でない限りお受けしておりません。当社コンサルティングの方針と考え方をご理解頂いていないと、効果的なコンサルティングの実施が困難との判断からです。セミナーはこちらからお申し込みください。
第1回:現状認識と目指す方向の確認 ①現状認識と原則の理解 ②目指す方向性の確認 ③収益構造のイメージ化 ④独自性の洗い出し |
第2回:明確な高付加価値事業目標の設定 ①自社と他社の識別境界線の設定 ②収益設計手法の理解 ③目標設定のポイント ④中期損益計画の策定 |
第3回:価値創販事業の基本設計 ①付加価値のパッケージ化 ②価値を守りながら売っていく導線設計 ③価値創販事業の基本方針 ④単年度損益計画策定 |
第4回:価値創販推進機能の埋め込み(基本サイクル) ①価値志向組織作りの基本ノウハウ ②機能別方針づくり ③業務価値向上サイクルづくり ④業務基準書の作成 |
第5回:価値創販推進機能の埋め込み(導線実装) ①価値の具現化実務 ②受注導線の具現化実務 ③営業計画の策定 ④顧客の声を価値に変える仕組みづくり |
第6回:人時付加価値向上スパイラルの構築 ①フィードフォワードの仕組み構築 ②決定・実行サイクルの構築 ③営業企画の進め方 ④KPI設定と管理ノウハウ |
第7回:価値創販連携と巻き込み導線設計 ①価値重視の会議体設計 ②部門別採算管理設計 ③部門間連携規定の整備 ④全社価値づくり体制の構築 |
第8回:組織構造最適化と人的資源配分戦略 ①組織の縦横分業体制構築 ②業務の付加価値分解と区分け ③業務へのスタッフ割り当て ④管理職への権限移譲 |
第9回:組織レベル向上の仕掛け作り ①価値創造型人材育成のポイント ②育成計画とスキルの可視化 ③評価基準の設定法 ④賃金配分の基本設計 |
第10回:最終確認と長期戦略 ①仕組みの全体確認 ②毎年実施すべきことと手順の確認 ③拡大・多角化展開に向けて ④長期計画と戦略立案ノウハウ |
上記のコンサルティングプログラムは全て、当社独自開発のコンサルティングブックとしてまとめられ体系化されています。これは経営理論書などに書いてある一般的な情報の寄せ集めではなく、当社が数多くの中小企業をご支援してきた中で掴んだ独自のご支援体系です。また、コンサルティングから得られた知見とノウハウを反映し、定期的に内容をブラッシュアップし続けています。
約100頁にわたるコンサルティングブックをお客様の手引きとして活用していただき、仕組みを着実に実装していきます。コンサルティング終了後も、お客様が書き込みされたコンサルティングブックが手元に残り、いつでも仕組みづくりの基本的考え方に立ち返ることができます。
弊社コンサルティングの特徴は、価値創販経営という独自の経営手法を会社に導入することにより、中小企業が高収益・高賃金企業づくりを目指すものです。
コンサルティングを進めていくうちに、社長の事業運営に対する考え方が「高付加価値志向」に変わり、その実践ノウハウを手中にして頂くことができます。貴社の扱う技術・サービス・商品が、これまで以上の価値を持つようになり、価値に見合った価格で拡販されていきます。また、その事業を社長だけでなく組織全体が協力し合って作り上げていく体制が構築されます。
しかし、どんな優れた事業も一朝一夕に望む成果に到達できることはありません。大きな成果を手に入れて頂くためには、正しい意思決定のもと、正しい思考と行動の習慣を身に付けることが必要です。優れた成果を生み出してきた会社も、はじめから優れていたわけではありません。それは日々の「決定」「思考」「行動」の積み重ねによって実現されたのです。
望みを成就させるには、コンサルティングを経て掴んだ決定・思考・行動を習慣化させなければなりません。これを後押しする強力なツールが「ビジョナリーブック」です。
ビジョナリーブックは、高付加価値事業を作っていくための「社長の決定事項」「全社が取るべき行動と計画」「全社が守るべき規律とルール」「望む成果」が表現された書です。これが高付加価値事業へ到達していくための羅針盤となり、組織行動を統率していく指揮者の役割となります。言い換えれば、(社長の目が届かなくても)社長に代わって組織を望む方向に動かすツールがビジョナリーブックです。
現場で顧客に価値を提供するのは社員の皆さんです。彼らがこれを羅針盤とすることで、自分たちが何をすべきなのか、何をすべきでないのかをしっかりとイメージすることができ、社長の高付加価値思考が組織に根付いていきます。ビジョナリーブックは、日々の活動を明確な目標・計画・仕組みによって統御し、自ら創意工夫して価値を引き上げていくことを習慣化するツールです。
コンサルティング終了時には、貴社独自の価値創販事業設計の書であるビジョナリーブックがお手元に完成します。
・全10回250万円(税込)