お客様・社員・会社の三方良しを実現していく経営者の方へ
当ウェブサイトにお越しくださり、ありがとうございます。代表の白井康嗣です。
当社は、高収益・高賃金事業運営の仕組み作りをご指導する専門機関で、主に中小企業の社長様や幹部様へのご指導とご助言を行っています。ぜひ、弊社の考え方や思いをご理解いただきたいと思いますので、最後までお読みください。
私たちが目指している姿、それは「お客様・社員(働く人)・会社の三方良し実現への貢献」です。経営のかじ取りが益々難しくなっている昨今、確実に業績の2極化が進んでいます。変化の荒波を潜り抜ける企業には、人材もお金もお客様も情報も集まってきます。一方でどこかで躓いている企業は、人材もお金もお客様も情報も集まりにくくなっています。言わば「強者総取り」という傾向が、今後より強まっていくのです。
事業活動とは、世の中の幸せの総和を増やしていくのと引き換えに、会社と会社で働く人たちの豊かさを同時に実現していくことであり、そのトップである経営者はそれが実現できる可能性に溢れた人たちであると私たちは考えます。
社員1人粗利3千万円、平均年収1千万円を目論める事業の仕組みを構築
なぜ社員1人粗利3千万円、平均年収1千万円を目論むのか。弊社の答えは明確です。社内の平均給与を1千万円以上にすることで精鋭社員を揃えることができるようになり、その力で高収益事業をますます高収益化し、社長は本当の意味で社長業に専念できるようになるからです。
社内に1千万円社員が表れると、社風も意識も働き方も変わります。仕事に誇りを持った社員たちが、社長の示す方向に向かって協力し合い、会社が急成長し出します。会社の平均年収が競合他社を凌駕するとき、会社には何も言わなくとも精鋭社員が集まり出します。また、これまでは求職者に品定めされていた立場から、優秀人材を選べる立場に変わります。これまで高い手数料を受け入れざるを得なかった派遣会社や紹介会社に、高い手数料を支払う必要がなくなります。
そして、これまで社長が指示をしなければ動かなかったと組織が、社長の意図を正しく理解して優良顧客相手に高収益事業を運営し始めます。1伝えれば10理解する社員が会社の管理職として職務を担い、自らの力でお客様満足とその対価を獲得します。そして自走する組織を手に入れた社長は、ようやく本当の意味で社長業に専念し、新たな事業作り、新たなワクワクを見つけに行くことができるようになります。
恐らくほとんどの会社が、このような理想的な姿を目指して努力されているものと思います。しかし残念ながら、その努力の方向がずれてしまっていることもまた、多くの会社に当てはまる事実なのです。何より、会社が必死に築いてこられた独自のノウハウ、強み、歴史、資産があるにもかかわらず、努力の方向が少しずれているがために存分な輝きを放ちきれない・・・それは本当にもったいない話です。
弊社は、我々民間企業の命題は「経済価値を生み出すこと」であると定義しています。では経済価値とは何か。それは「社会にある課題解決への対価」と定義しています。つまり世の中の課題を解決することで対価を得る、という極めてシンプルな原理原則にこそ、商売の末永い発展の本質が詰まっていると我々は考えています。
このあまりに普遍的にしてプリミティブな原理原則に則れば、”会社にとっての対価である利益”を上げながら、同時にその運営を担う”社員にとっての対価である給与水準”を同時に引き上げることこそ、まず私たちが目指さなければならないところなのです。なぜなら会社の中には「会社」という経済主体と「社員個人」という経済主体が同時に存在しているからです。
もちろん幸せはお金だけとは限りませんし、優秀人材が会社に求めていることもお金だけとは限りません。お金以外にも、働きやすさや職場の人間関係、やりがいといったものも重要な要素でしょう。しかしあくまでそれらの要素は二次的なものに過ぎないのです。需要と供給のメカニズムは労働市場においても同じことです。時間当たりの賃金水準が高い会社ほど人は集まります。人が集まれば競争原理が働き、精鋭人材を獲得することが可能となります。逆に賃金水準が低ければ人は集まらず、売り手市場の波に放り込まれることとなります。
ガムシャラ経営の先に、「売上・利益・給与」を同時に大きくする経営はありません
社員年収も利益も同時に引き上げていくというと、これまで以上にガムシャラに働かなければできないのでは?と疑問に思う方もいると思います。しかし意外なことに、給与と利益を同時に引き上げる経営は、実にゆったりとした大らかな経営スタイルを取っています。それは馬車馬のように長時間働く、量を増やし続けて売上を増やし続けるという発想とは、まるで逆の考え方になります。
もちろん売上は毎年増やしていきますし、新しい市場開拓にも熱心です。しかし大きく異なることがあります。それは「時間の価値を高める仕組み作り」に組織の全てがフォーカスしている点です。
世界で唯一、二度と取り戻すことのできない資源、それは「時間」です。お金、地位、モノは失ってもまた手に入れることができます。しかし唯一、時間だけは誰にも取り戻すことができません。その時間は確実に有限であり、どんな使い方をしようとも確実に1秒ずつ減っていき、取り戻すことは不可能です。
この限りある時間、限りある1秒1秒の価値をどれだけ高めるか―この追求こそが、「売上・利益・給与水準」を同時に引き上げていく経営の根本的な考え方になります。命は有限であり、人が一生涯にビジネスに関われる時間、そして今日一日ビジネスに関われる時間も有限であり、取り戻すことはできないのです。時間の量は限られており、同じ一日は誰にとっても同じ1日の長さです。であれば、その中で経済的な豊かさを築いていくには、1秒あたりの経済価値を高めていく以外にないのです。
会社には何十人何百人の人がいます。1人1人が1秒をどう使い、どんな価値を生み出すかによって、指数関数的に組織の生み出す価値の大きさは変わります。1秒の質と密度を高めていくことを組織全体で仕組み化していくことで、会社全体の経済価値を飛躍させることができるのです。言い換えれば、高い経済価値(単価・利幅)をより少ない投下資源(時間・人・お金)で創出するための仕組み作りこそ、限られた時間=生命を最大限生かせる経営、と言えるのではないでしょうか。
楽して儲かりそうな薬は置いてありません
当社がご提供するコンサルティングは、時間価値を最大化していくためのノウハウのご提供と仕組みの構築になります。「顧客の真の願望と自社独自価値の具現化」「高付加価値思考の言語化と伝播」といった、実に遠回りで地味に見えることを重視しています。その仕組みは即効性のあるものではありません。しかし仕組みを運用し育てれば育てるほど、年輪のように会社の幹が太くなり、強固さと柔軟さを兼ね備えた組織へと変容していきます。
繰返しになりますが、弊社の目指す姿は「お客様・社員(働く人)・会社の三方良し実現への貢献」です。それを実現していく考え方の軸が「時間の価値を高める仕組み作り」になります。お客様がプレミアムを支払ってでも望む価値ある商品サービスを生み出し、経営者・社員全員が時間価値に拘りを持ち、これを高めていく経営をすることで豊かになり、お客様にも社会全体にも優しくなれるーそんな未来の一翼を担うことを夢に事業を運営しています。
高収益・高賃金企業作りは決して簡単なことではありません。しかしそれは、成長を望む社長がチャレンジするに値する、非常に価値ある目標になります。より事業を飛躍させたい経営者、会社・社員・顧客の三方良しを本気で目指す経営者、世間相場との横並び経営から脱却したい経営者の方々と、お会いできることを心より楽しみにしています。
株式会社ポリフォニアコンサルティング 代表取締役 白井康嗣